便秘の原因は洋式便器

洋式便器での排便姿勢は、便秘の一因となることが指摘されています。洋式では足を床につけて腰掛ける形になるため、腸の自然な位置が崩れ、排便に必要な直腸と肛門の角度も理想的ではなくなります。

本来、排便しやすい角度はしゃがむことで得られ、この姿勢では直腸と肛門がほぼ一直線になり、便がスムーズに通りやすくなるのです。また、しゃがむと骨盤底筋や括約筋もリラックスしやすくなり、排便がしやすくなるとされています。

さらに、洋式便器の座り方では、排便時に必要な腹圧をうまくかけられないことがあります。人は排便時に腹筋と横隔膜を収縮させて腹圧を高め、「いきむ」動作を行いますが、洋式の姿勢では筋肉が緊張しやすく、リラックスした状態でいきむことが難しくなるため、排便がうまくいかず便秘を招く原因となります。

特に日本人は欧米人に比べて腸の構造上、出口が鋭角になっていることが多く、洋式便器での排便がさらに困難になる傾向があります。そのため、和式便器のようにしゃがむ姿勢の方が、日本人には適していると考えられます。

このように、洋式便器による不自然な姿勢や筋肉の緊張は、排便を妨げ便秘の原因となる可能性があります。

あくまで個人的な話ですが、私は洋式便器だとまったく出ないので、個室の床にトイレットペーパーを敷いて、しゃがみ込んで用を足しています。この情報が、あなたの参考になれば幸いです。

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