即効性バツグン!うつ病改善メソッド

うつ病と「冷え」の深い関係。改善のカギは“温冷浴”にあり!

うつ病にはさまざまな要因がありますが、その一因として体の冷えや低体温が関係していることをご存じでしょうか?

実際に、うつ病と冷えには深い関係があるとされており、冷えがうつ症状を悪化させたり、あるいは初期症状として現れることもあります。うつ病になると体温が低下しやすくなり、エネルギーの産生も鈍るため、結果として「冷えやすい体質」に変化していきます。

また、睡眠不足や気分の落ち込みも冷えの原因となるため、うつ病を抱える人の多くは体が冷えているといわれています。

セロトニンとオキシトシンの不足も原因に

うつ病は、神経伝達物質であるセロトニンやオキシトシンの不足によっても引き起こされると考えられています。

セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれ、不足すると不安感やうつ症状を誘発します。

オキシトシンにはストレスを緩和し、セロトニンの分泌を促す働きがあり、不足すると認知機能の低下やうつの原因となることがあります。

実際、北日本や山陰地方、ロシア、ウクライナ、北欧といった高緯度地域では、冬季うつ病の発症率が高い傾向にあります。これは、日照時間が短く、冬の間は特にセロトニンの分泌が減少することが一因とされています。

解決のカギは「温冷浴」──西式甲田療法に学ぶ

では、体温の低下やセロトニン・オキシトシンの不足をどうやって改善すれば良いのでしょうか?

私がおすすめするのが、西式甲田療法の一環である「温冷浴」です。

この温冷浴は、「西式健康法」(創始者:西 勝造)に基づき、“断食の神様”と称された甲田光雄先生が広めた健康法のひとつ。冷えや低体温の改善に非常に効果的なメソッドです。

温冷浴のやり方(基本のステップ)

1.バスタブに43~45℃程度の熱めのお湯を張る

2.冷水シャワーを足先から頭まで1分間浴びる

3.湯船に1分間浸かる

4.上記を4セット繰り返す

5.最後にもう一度、冷水シャワーを1分浴びて終了

ポイントは、「温度差」です。温度差が大きいほど効果が高いと私は感じています(※個人の体験に基づく感想です)。いきなり冷水はツライ!という方は、徐々に水温を下げて慣れていきましょう。

なぜ温冷浴がうつに効くのか?科学的メカニズムを解説

冷水を浴びると体温が一時的に下がります。体はそれを「危機」と判断し、体温を上げようと働きます。これが“作用・反作用”の法則です。

冷水により血管が収縮 → 血流が悪化 → 体温低下

脳が危機を察知 → 一酸化窒素を分泌 → 血管が拡張 → 血流が回復

グローミュー(毛細血管同士のバイパス)による血流促進

深部体温の上昇 → 副交感神経優位(リラックス状態)

セロトニンとオキシトシンが分泌される!

この一連の流れによって、心身ともにリフレッシュされ、気分が驚くほど前向きになります。

ぬるま湯に長時間浸かるのは逆効果?

「ぬるめのお湯にゆっくり浸かればいいのでは?」と思われるかもしれません。しかし、長時間浸かると体表面ばかりが温まり、汗をかくことで気化熱が奪われ、逆に体温が下がってしまう=湯冷めする恐れがあります。

一方、温冷浴では最後に冷水を浴びるため、体表面はスッキリ冷たく、体の内部(深部体温)はぽかぽかに。汗もほとんどかかないので、湯冷めの心配もありません。

温冷浴後は、なんとも言えない幸福感が全身に広がり、まるで天使に抱かれているような安心感に包まれます(※あくまで個人の感想です)。

まとめ:うつ体質の私が救われた“温冷浴”

実際、私自身もうつ体質で、何度もこの温冷浴メソッドに救われてきました。

「薬に頼りたくない」
「自然な方法で心身を整えたい」
「手軽にできるうつ対策が知りたい」

そんな方に、本当に心からおすすめできるメソッドです。ぜひ一度、試してみてください。

※ただし、高血圧や心臓病、動脈硬化のある方が行うと血圧が上昇することがあります。なので、これらの方は温度差が10度以内になるように始め、2週間ほどかけて徐々に水の温度を下げていくと良いでしょう。

※現在、あなたの心身に関するお悩み相談を無料で承っております。どのようなご相談にも、できる限り対応させていただきます。ご希望の方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。